留学を目指す方には、渡航先で自分の英語が通じるか不安な方が多いでしょう。

現地で英語ができなければ学校の授業の内容を理解できない他、日常生活を送るのも苦労するでしょう。

言語が通じないことでストレスや孤独を感じ、精神的に参ってしまう方も実際にはいます。

しかし渡航前にどのようにして英語力を高めればよいか、わからない方が多いのも事実です。

今回は英語力に自信がない留学希望者向けに、渡航前に英語力を伸ばす具体的な方法を解説します。

興味を持った方は、ぜひ最後までご覧ください。

留学先で英語が話せない（つらい）状態になりやすい人の特徴

留学しても英語が話せるようにならない方には、明確な特徴があります。

以下では、留学先で英語力が伸びにくい方の特徴を順番にチェックしましょう。

日本語でも通じる場面が多く英会話の機会を逃している

留学先で英語力が伸びない方は、英会話の機会を逃している可能性が高いです。

海外に滞在している間は、基本的に現地の公用語でコミュニケーションを取ります。

しかし、以下のような行動をしていると、英語を話す機会を失いやすいです。

• 日本人留学生同士で交流する
• SNSで日本語を多用する
• 便利な翻訳ツールを多用している
• 積極的に外出しない
• 授業中に発言しない

母国語である日本語を使用すれば、留学生にとってはストレスなく意思の疎通が行えます。

しかし、その分英語を話したり聞いたりする機会がなくなるため、英語力が伸び悩む原因になりかねません。

留学の目標が不明確で日々の学習への取り組みが甘い

留学の目標が不明瞭な方も、英語力が伸び悩む傾向があります。

日本から遠く離れた国に滞在するのは、楽しいことだけではなく、辛いことも多いです。

そのため、はっきりとした留学の目標を持ち合わせていない場合、勉強のモチベーションが低下してしまいます。

留学途中から娯楽や趣味ばかりを楽しむようになると、語学学習に必要な勉強時間と質を確保するのが難しいです。

目標があれば留学中の苦しい期間を乗り越える原動力にもなるため、必ず目標を1つは立てておきましょう。

他の留学生や現地の人との交流が少ない

英語力が向上しない原因として、人との交流が少ないことも考えられます。

英語をはじめ、語学を磨くにあたって会話の回数を重ねることは必要です。

会話を通じて正しい発音を学べるだけでなく、相手が使用しているフレーズや単語を真似すれば、表現の幅を広げられます。

しかし話す機会が少ない場合、英語の学びの場を得られないため、想定よりも英語力も伸びません。

また、人と話さないのは、英語力の成長のみならず精神面にも悪影響を与えます。

人との交流が減ると孤独感が増し、ホームシックになる場合もあるので積極的に交流を図りましょう。

発音や表現の誤りに対する講師のフィードバックを受け入れない

講師からのフィードバックを受け入れられず、課題を改善できない方も英語力が伸びにくいです。

講師は英語教育のプロであり、どのように教えれば相手が英語を話せるようになるのか知り尽くしています。

しかし留学生の中には、講師の指導を素直に受け入れられない方も一定数います。

特に渡航前からある程度の英語力を持つ方ほど、注意が必要です。

学校では真摯に学ぶ姿勢を持ち、講師の指導を素直に受け入れましょう。

もちろん講師側の指導に明らかな問題がある場合は、我慢せずに学校側へ申し入れてください。

感情の上下やストレスで勉強のモチベーションをうまく保てない

感情の上下やストレスが原因で、勉強に対して前向きに取り組めなくなると英語力が伸びにくい状況になります。

具体的には、以下のような状況に注意が必要です。

• 留学前後のギャップからやる気がなくなった
• 学校の自習スペースや寮の部屋がうるさく、集中できない
• ホームシックや孤独感で勉強に取り組める精神状態ではない

上記の状況が悪化すると、勉強のみならず日常生活にも影響が出かねません。

最悪の場合、鬱のような状態になり、留学途中で帰国しなければならない可能性もあります。

適度に休憩や気分転換をしながら、精神面を安定させる工夫を行いましょう。

留学中・帰国後で英語が話せない事態を避けるためには事前学習が大切

留学先でまったく英語が話せない事態に陥らないためには、渡航前の語学学習が必須です。

留学希望者の中には、渡航後に現地の語学学校で勉強を始めれば問題ないと思う方もいるでしょう。

しかし語学学校の授業は英語で行われます。

文法などの基礎もすべて英語で解説されるため、予習しておかなければ授業を理解できません。

内容がわからなければ学習がはかどらず、英語力も伸び悩みます。

そのため現地の語学学校の授業を理解できる英語力は、渡航前に少なくとも身につけてください。

具体的には高校英語レベル、難しければ中学英語で学ぶ英単語や文法など基礎を固めておきましょう。

英語を話せないまま語学留学するリスクについて解説

英語を話せないまま帰国しないために留学前から英語力を向上させる方法

留学先で英語力の伸び悩みを経験しないためには、渡航前の英語の勉強が必要不可欠です。

しかし、英語の具体的な勉強方法がわからない方も多いでしょう。

以下では、おすすめの英語力を向上させる方法を解説します。

英語コーチングを利用して勉強の習慣をつける

英語の勉強習慣がない方は、英語コーチングを利用するのがおすすめです。

英語コーチングとは、専任のコンサルタントに集中的に英語を教えてもらうスタイルの勉強方法を指します。

生徒一人ひとりのレベルに合わせた学習計画を立ててくれるため、無理のない範囲で英語学習を進められるのがメリットです。

ENGLEADは、英語コーチングとして初心者をはじめ、幅広い層の英語力を成長させた実績を持っています。

興味を持った方は、ぜひ一度公式HPをチェックしてください。

英会話スクールに通って実践的な話す力・聞く力を鍛える

英語力を磨く方法として、英会話スクールに通うのも有効です。

英会話スクールは英会話に特化したレッスンを実施してくれます。

そのため、特に英語のスピーキングとヒアリングのレベルを向上させたい場合におすすめです。

また、英会話スクールは英語のレベル感に合わせて選ぶことが大切です。

初心者の場合は初心者向けのスクールに、上級者の場合は上級者向けのスクールに通いましょう。

英単語・英文法など中学～高校レベルの基礎を参考書で暗記する

自力で英語を学び直す場合は、中学から高校レベルの英単語や文法の暗記から始めましょう。

日常の英会話でポイントとなるのが中学・高校レベルの英語の基礎知識です。

市販の参考書を利用しながら英語の基礎を固めましょう。

なお、勉強する際は、同じ参考書を繰り返し使用してください。

複数の参考書を使用すると、履修する単元の抜け漏れや重複、やり残しによるモチベーション低下など学習効率を下げやすいです。

TOEFL・IELTSなどの実力判定テストの受験を通して勉強する

TOEFLやIELTSなど、英語の実力を測るテストの受験を通して勉強するのもおすすめです。

TOEFLとIELTSはどちらも海外の大学へ進学する際の認定にも用いられるほど、英語力判定の基準として高い信頼を得ています。

スコアを取得すれば客観的な英語力の証明にもなるため、進学や就職など多くの場面で役に立つでしょう。

その分、ほかの英語の資格や試験よりも問題の難易度が高めに設定されているため、対策をする際は専用の参考書を用意し、本腰を入れて勉強してください。

英語を話せないまま帰国する留学にしたくない方はタビケン留学へご相談ください

留学したものの、英語力が向上しないまま日本に帰ってくる留学生は一定います。

もし留学で確実に英語力を伸ばしたい場合は、ぜひ留学エージェントのタビケン留学へご相談ください。

タビケン留学は、世界100以上の教育機関の正式出願窓口です。

在籍するスタッフの多くが海外留学やワーキングホリデーを経験しているため、留学希望者一人ひとりに適した留学プランを提案します。その際、英語学習に関するアドバイスも可能です。

興味を持った方は、ぜひLINEの無料相談へお越しください。

英語力を着実に向上させる留学にするなら計画段階からポイントを押さえましょう

留学期間中に英語力を伸ばしたい場合は、計画を立てる段階からポイントを押さえる必要があります。

以下では、英語力を上げやすい留学計画を立てるポイントを取り上げます。これから留学プランを考える方はぜひ参考にしてください。

希望する国へ留学する前に英語を集中的に勉強する期間を設ける

渡航前に少なくとも3ヶ月、できれば1年ほど英語を集中的に学ぶ期間を設けましょう。

自力での勉強に不安を抱えている方は、国内にある英会話スクールに通うほか、ENGLEADをはじめとする英語コーチングの利用もおすすめです。

また最近では本命の国へ渡航する前に、別の国で英語の勉強をする2カ国留学を選択する方も増えています。

2カ国留学は2つの国の文化と生活が体験できる点や、本命の国へ渡航する頃には海外生活に慣れて現地でもスムーズに生活へなじめる点がメリットです。

タビケン留学でも、主にフィリピンと組み合わせた2カ国留学プランを扱っています。

興味を持った方は、ぜひ2ヵ国留学の詳細をご覧くださいで調べてみましょう。

留学生の国際色が強く勉強に集中できそうな環境の学校を選ぶ

英語力を高めたい場合は、国際色が強い学校を選択しましょう。

オーストラリアをはじめ、日本人の間で留学先として人気が高い国の学校の中には、日本人ばかり集まっている学校もあります。

日本人が多い学校に通うと、英語を使う習慣が身につかなず英語力が伸びにくいです。

しかし、国際色が豊かな学校であれば、自然に英語を使用する機会も増えます。

学校によっては留学生の国籍比率を公開している場合もあるため、公式HPやパンフレットなどをチェックしてみましょう。

オーストラリアの語学学校に関する詳しい情報を見る

留学期間は6ヶ月（半年）以上を目安として長期の計画を立てる

留学をする場合は、6ヶ月以上の長期留学をなるべく選択しましょう。

英語をはじめとする語学を習得するためには、勉強の質と量のどちらも追求しなければなりません。

1ヶ月程度の短期留学でもある程度英語を話せるようになる方もいますが、それは最初から一定以上のレベルの英語を習得していた方に限られます。

もし英語初心者が日常生活以上の英語の習得を目指すのであれば、やはり半年以上の時間が必要です。

長期留学をすればよりハイレベルな英語が身につき、自立心も養えるでしょう。

半年間のオーストラリア留学に必要な費用に関する詳しい情報を見る

【留学中の方向け】英語が話せなくてつらい状態を打開するための勉強方法

渡航前の英語学習は大切ですが、渡航後の英語学習も大切です。

以下では、留学後にも役立つ英語学習の方法について解説します。

授業を録音して何度も聞き返す・文字に起こす

リスニングの強化におすすめの勉強法として、ディクテーションが挙げられます。

ディクテーションとは、英語の音源を聞いて文字を書き起こす練習方法です。

同じ音源を繰り返し聞くので徐々に耳が慣れ、ネイティブが話す英語のスピードにも対応できるようになります。

音源はニュースやラジオの英語放送などを利用する方も多いですが、復習もかねて授業の様子を録音したものを使用するのもおすすめです。

日常会話の中からよく使う言葉を丸覚えして使ってみる

日常会話で頻繁に聞く言葉を丸暗記して、実際に使ってみるのもおすすめです。

現地で暮らしている方の多くは、同じような言葉や表現を繰り返し使用しています。

ネイティブの方が使用する言葉や表現を真似することで、自然な英語の表現が習得しやすくなります。

ただしあまり上品ではない言葉を使用する方もいるため、実際に使う前に必ず意味は調べておきましょう。

エッセイなどを書いてライティングの練習をする

ライティングの練習をしたい場合は、エッセイを書くとよいでしょう。

エッセイと聞くと、英語初心者はハードルが高く感じるでしょうが最初は2〜3行だけでも問題ありません。

慣れてきたら徐々に文量を増やし、ニュースや本の感想など、テーマを持ってエッセイを書きます。

エッセイはノートに書くのが定番ですが、最近ではSNSやブログなどを利用してエッセイを書いている方も増えているため、自分に適した方法を探ってみましょう。

留学中に英語力が伸びない・話せない状態でつらいなら頼れる人に相談しましょう

留学期間中に英語が伸び悩むと、精神的に追い詰められていきます。

特に留学初期は新しい環境に対する期待と不安も高まり、つらい気持ちを抱えがちです。

もし留学期間中につらいと感じたら思い切って胸の内を誰かに話しましょう。

留学先で出会った友人でもよいですし、学校によっては専任のカウンセラーが在籍している場合もあります。

また、留学エージェントを利用している方は、エージェントに話を聞いてもらうのもおすすめです。

豊富な実勢を有するタビケン留学でもスタッフによる渡航後のフォロー・現地サポートを行っているため、ぜひ頼ってください。

留学先や帰国後に英語が話せない事態を避けるために入念な準備を行いましょう

留学先で英語が話せるようになるためには、渡航前の準備が必要不可欠です。

事前に完璧な英語を習得する必要はありませんが、基礎を学んでおけば渡航後に英語力が伸び悩みにくくなります。

今回取り上げた勉強方法を参考に、あなたも英語学習に取り組んでみてください。

経験豊富なコンサルタントが多数在籍しているタビケン留学では、渡航前後の英語学習に関する相談も受け付けています。

気になった方はぜひLINEの無料相談へお越しください。